陶葊(とうあん)の器

d0004296_22145633.jpg多分、結構有名なんではないかと思います。親子共々お気に入りで、ちょっと?かなり?のお得意様の陶葊(とうあん)。1月に実家に帰ったら、新しい小物が増えていました。恐らくですが、この青色は新しい色ではないかな?

実家には数えられないほどの陶葊の器や鉢や皿や湯のみや急須があります。
父親がずっと昔から気に入って集めたものです。

京焼とは…
京都で作られたやきものを総称して「京焼」と呼びます。京焼は備前焼、信楽焼、有田焼などのように特徴ある様式、技法があるわけではありません。清水焼や粟田(あわた)口焼などの地名、さらには各窯ごとに異なった特色を持っています。
京都でやきものの生産が盛んになったのは安土桃山時代に入ってからのことです。折からの茶の湯の隆盛もあって、「粟田口焼」、「楽焼」や「押小路焼」など多くの窯でやきものが作られました。これが現在の「京焼」のはじまりとされています。
近世の京焼が飛躍的に発展を見せたのは、江戸時代前期に野々村仁清(にんせい)や尾形乾山(けんざん)が登場してからです。京焼最大の特色である色絵を完成させ、絵画的な意匠を駆使した独自の陶器へと変貌していきました。(陶葊HPより)

この湯のみにもみられるように、色彩豊かに描かれた植物の生き生きしたデザインは陶葊独特の印象があるように思います。あるとき、銀座の伊勢丹に迷い込んでしまった時、ふとよく知っている感じの高級な器が目に飛び込んできました。「これ知ってる」と感じたそれは、陶葊さんの作品でした。まだまだというかぜんぜん焼き物にくわしくないのでよくわかりませんが、ほかに類を見ない素敵な京焼きだと思います。父に倣ってわたしも陶葊さんが大好きで、実家に帰るとよく父と一緒に本支店をまわり、お茶を入れて頂いたり(本当の玉露の味をここで知りました。)鰹だしの効いたおうどんを頂いたりしました。

その1月に帰省した時も、例によって父が連れていってくれました。紅葉で有名な通天橋のある東福寺の近くで、すごく立派な壁のある本店。正月でお仕事はお休みされていましたが、旦那さんと大女将がお迎え下さり、話しに花を咲かせました。ところ狭しと数々の器やお皿などが陳列され、新しい主人との出会いを待っています。
器などはわたしもこれから少しずつ集めたいと思っていますが、その日私の目を釘付けにした作品が一つありました。旦那さんと話している時から気になっていて、ひとしきり話したり、答えたりして、でも心の中ではずっと気になっていました。それはやはり最近作り始められたという円筒形の床に置くタイプのランプでした。中の電球の灯りを透過させるほど薄いのですが、描かれた山葡萄の絵がなんとも言えず素敵に浮かび上がるのです。「うわぁぁ」心の底から溜め息が出ました。そして、「これ、下さい」なんて言っちゃっていました。OGATA さんのロウソクのオブジェを買った時くらいのドキドキでした。春頃には届くのかな。届いたらまたご紹介したいと思います。みなさんもどこかで陶葊さんの作品をご覧になる機会があればぜひ手に取ってじっくり見てみて下さい。きっとぴーんと琴線に触れる作品があると思いますよ。

陶葊HP
http://www.touan.co.jp/
陶葊は大正11年、京都の東山泉涌寺(ひがしやませんにゅうじ)で創業して以来、上質の原材料を使い、熟練した職人の手で作品を作り続けています。その作品は、品質と創造性によって高い評価を得てきました。
仁清(にんせい)、乾山(けんざん)からの京焼の伝統を受け継ぎつつ、常に技術革新に取り組み、他の京焼と一線を画する作品を作り続けています。

現在は、三代目である土渕善英(どぶちよしひで)が陶葊の当主。
華やかで独創的な作品を生み出し、現代の生活に潤いを与える器を創りだしたく、特に草花をモチーフにした作品を多く手がけている。
本店
京都市東山区泉涌寺東林町38
Tel. 075-541-1987 Fax. 075-525-1620
9:00~17:00 年中無休

 
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by tsk1225 | 2007-02-04 22:15 | DIGITAL ASKA


  仙台に移住して3年目。    日々の日記と写真たち。


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