カテゴリ:DIGITAL ASKA( 160 )

高輪教会

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 友と高輪教会のミサに参加した。2年ぶりくらいになる。
 なかなか日曜日の休みが取れないので、ミサに参加すること自体が久しぶりだった。ミサに参加すると、やっぱりほっとする。キリストの体である聖体をいただくと力づけられる。
「ただいま、帰ってきました〜。じゃ、また、行ってきます!」
 そんな気持ちになれて、社会の中の私のおかれた場所、派遣された場所で人々のために、キリストと共に、働こう、生きていこうと思える。信仰は日曜日に教会に行くことだけではなく、ミサに参加し聖体の秘跡によって強められて、毎日の実生活を通してキリストの思いを生きること、また生きようとすることである。
 キリストの思いを生きるとは、自分を捨て、自分の十字架を背負ってキリストに従うことである。時には疲れ、休まねばならず、転んだら文句を言ったりもする。でも、けっして一人で歩んでいるのではない。そんなよわっちい私のために、一人ひとりのために、キリストが先に歩み、共に生きてくれている。そのキリストの体をミサの中で、聖体祭儀において拝領し、キリストと一致する。

「主よ、あなたは神の子キリスト。永遠のいのちの糧。
 あなたをおいて誰の所に行きましょう」
聖体祭儀で今でもいつも感動する言葉。

主よ、あなたに従う私たちが、自分の思いにとらわれることなく、
あなたの呼びかけに心を開いて、人に尽くすものとなれますように。

上の写真は、高輪教会のモニュメントの内部。光の万華鏡。
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by tsk1225 | 2005-08-28 21:20 | DIGITAL ASKA

夏、すぎぬ・・・

台風11号が過ぎ去り、昨日は抜けるような青空が目に染み、
今朝は夜勤を終え、朝の明るい日差しのもと、また光が目に染みた。
夏、すぎぬ・・・
ふと、そんなことを思った。
蝉の鳴く声もどこか寂しさを帯びたように聞こえ、
真夏の太陽の光にもどこか色が薄くなったように感じた今日。

旧来の友が遠方より来ていて、明日一緒に出かけることになった。
昨年からの苦しかった時期が過ぎ去る時の流れとともに
砂丘がその姿を変えるように、
目に見えぬ僅かな、しかし確かな変化と安定への道のりをたどった。

夏がすぎんとしているこの時期、
透明で確かな手応えのある順風を 心の帆一杯に受けている感じがする。
今朝の日の光のように。
ごく幽かな秋の気配が蜃気楼のように周りに感じられてきたこの時期、
あまりにも透明で普段なら気づくことのできないようなエネルギーを
自分の周りに感じ始めている。オーラというのだろうか。
自分の感覚が少し広がったような感じ。
鈴虫の声響く夜。
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by tsk1225 | 2005-08-28 00:29 | DIGITAL ASKA

ただいま!

先ほど、実家から戻りました。
暑かった。でも、楽しかったです。
友人と体力の限界までテニス三昧!
そして京都の寺巡り!
特に、数年ぶりに足を運んだ夏の高雄は涼やかでした。
どの季節に訪れても心が洗われる思いがするのは、高雄の魅力です。
写真が出来上がるのはもうちょっと先になりますが、
「夏の京都〜涼を求めて〜」レポートしたいと思います。
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by tsk1225 | 2005-08-18 22:44 | DIGITAL ASKA

ほっとけない 世界の貧しさ


 THE WHITEBAND PROJECT http://www.hottokenai.jp/
 3秒に1人、子どもが貧困から死んでいます。
 食べ物がない、水が汚い、そんなことで。
 この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。
 貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。

私の職場にも、ホワイトバンドが置かれたので、即協力。
ある国際協力団体に関わり始めて7年。
この間にアジア数カ国を訪れ、得られた貴重な経験から学んだことは、
マテリアルな援助では「私たち」の問題は決して解決しないということ。
しかし同時に、「私たち」の問題の解決・前進のために
決して欠くことのできない援助でもあります。

世界を貧困から救う。
今、まさにこの時代の瞬間に、参加できる援助のひとつがここにあります。
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by tsk1225 | 2005-08-10 23:02 | DIGITAL ASKA

ろみさんのジャム、Junkoさんの茶葉

来週の京都上洛の際の故郷の友人へのお土産を買うために、午後から鎌倉の大好きなジャム屋さん、Romie-Unie Confiture へ行ってきた。4度目になる。普段は鎌倉駅の東口を出て、小町通をすすみ途中で左に曲がって小さな踏切を渡っていくんだけれど、今日は初めて西口を出て行った。今小路を右に曲がる。ロミさんのジャム、ロミさんのジャム♪ と高揚する気持ちを抑えつつ、ほんのちょっと行くと、左手に私の心をくすぐるバリ島の雑貨が目に入る。こんなに心が惹かれるのは、きっと日本人のルーツがバリ島にあるに違いないと私は思っている。「お気に召した家具がありましたら、サイズなど測って控えますよ」という店員さんの優しい言葉に適当に応えてしゃべり、後ろ髪(そんなんないやないか!)引かれつつ、店を出る。
d0004296_21584911.jpgすると、今度は右手にヘンプサンダルが見えてしまった。来週友人と出かけるのは会員制のリゾートホテルということで、結局買ってみた(リゾートでこれかい)。
お店の名前は異文化の風さかゑ。ガラスや天然石を素材としたブレスレットやネックレス、ピアスなどを売っていたが、奥の一角にトルコ陶器が飾られていた。トルコといえばやっぱりあの美しいコバルトブルー。サンダルの会計を済ませ、「トルコまで買い付けにいかれるんですか?」と店員さんに話しかけてみた。「あ、いいえ、日本人の・・・いや、日本にいるトルコ人の知人がトルコから買い付けていて、それを再た買い付けているんです。」 
トルコの陶器はヴィエトナムのバッチャン焼とも並んで伝統的なものだが、一時衰退したことがあった。今、再び伝統復帰の動きがあり、伝統的なデザインの他にも原色を使ったカラフルなデザインも生み出しているという。また今度ね、と思いつつやはり気に入ったのは白地に青一色の手書きが施された伝統的なデザインのカップだった。一品一品手書きで、底には“HAND MADE BY FETTAH TURKEY”とこれまた手書き。FETTAHは地名かな。結局このカップは、ろみさんのジャム屋さんを出て、鎌倉駅まで戻った後、やっぱり欲しくなって買いにいきました。

そして、とうとうRomie-Unie Confitureへ到着。オフホワイト(だったか?)の優しい感じの店構え。入れ替わり立ち替わりお客さんが来られていて、ますます人気が広まっている様子。教えてもらった情報のジャムを探してみるが、なかなか最前列まで行けない。お客さんの反応も上々だ。「カシスなら絶対おいしいわよ。」「プラムもおいしそう」「選べな〜い」 ともかく、ちょっと様子を見ることにして、振り返るとありました。CHA YUANの茶葉缶。おぉ、ついにご対面だな。CHA YUANはJunkoさんが輸入されているフランス・リヨンに本店を持つ茶葉で、丸いクリーム色のかわいい缶に入っている。
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       トルコの伝統的なデザインのカップと、テ・ヴェール・タタン

友人用にダージリン・マカイバリを、自分用にテ・ヴェール・タタンを買った。Junkoさんのサイトによると、マカイバリとは茶園の名前で、ダージリンの茶園では初めての無農薬、有機肥料による栽培を始めたことで 有名な茶園で、英国王室ご用達のお茶とのこと。これはうまいに違いない。自分用に買ったテ・ヴェール・タタンは、中国緑茶にタルトタタンのようにキャラメルリンゴの香りを付けたもの。リンゴとキャラメルの香りがしてとてもおいしく、飲み終わった後もずーっと味が口の中に残り、しあわせな気分になりました。
そうそう、ジャムは3つ買いましたのことよ(誰?)。
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Siesta プラム&オレンジ
Vache Citron レモンミルク
Ananas-Vanille パイナップルにヴァニラビーンズ

急いで家に帰り、遅いおやつにSiestaをトーストに塗りました。
はうっ
はぅあ〜っ  プラムとオレンジ!んまいじゃないか、これ!
あんまりうまかったもんで、写真忘れました。Junkoさんのテ・ヴェール・タタンとともに、んまぁーしあわせなおやつを頂きました。幸せ哉、幸せ哉。シトロンはまた今度のお楽しみに取っておきます。やはー、明日の朝食が楽しみ!
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by tsk1225 | 2005-08-09 22:12 | DIGITAL ASKA

レア・チーズケーキ

神野は甘いものが好きやねん。コーヒーはブラック。
できるならば、夕食後には別腹スイーツを食べたい!
でも、高い! なので、そうそう買えへん!
ほな、自分で作るしかあらへん!
学生の頃に京都駅前のトラットリアの厨房でアルバイトをしたのを切っ掛けに、料理が好きになったので、手間ひまかかっても気が乗りさえすれば、そんなに苦やあらしません。

d0004296_0164042.jpg ここ1年くらいたまに作ってんのが、レア・チーズケーキですねん。といっても、ほんまの作り方は知りません。ひょいと買うたクリームチーズ(フィラデルフィア)の箱の内側に作り方が載ってたんで、ただただその通りに作ってみただけ。箱に書いたあったんは、クリームチーズ+砂糖+ヨーグルト+レモン汁+ゼラチンを混ぜて、砕いたクッキーをバターで捏ねた上に流し込むというもの。これはこれで、まあこんなもんでっしゃろいう出来でした。クッキーは最初に作ったときは使たけど、面倒なんと、そんなに合うとは思わへんかったんで2回目以降は省略してます。その後、ホテルマンで舌の肥えた友人が、缶詰のパイナップルを入れるとうまいぞということで、パインを少々。レモンのほのかな酸味、クリームチーズの味わいとマッチして進化形1が生まれました。しばらく、その味を楽しんでたんやけど、なんや物足らへん。そこで思い出したんが、ラム・エッセンスとかバニラ・エッセンスとかいうもんがどこかに売ってるような。それこそ、この辺の材料は原料や香りの質によってきっとピンキリなんやろけど、いつもいくスーパーにも一応売ってました。もっとも安いものでしょう。化学的にラムやバニラの香りを作ったものや思います。

d0004296_13424150.jpg バニラ・エッセンスを思いついたんは、神戸シェフクラブのロイヤルカスタードに添付のバニラビーンズ入りビターカラメルソースを掛けるからでした(なんか、文章変?)。そのビターなソースの中に広がるバニラビーンズの香り! (バニラビーンズって、南米産のランの種いうことも、この辺りで知りました。本物は数十グラムで何千円もする高級品) その香りとビターなカラメルソースを部屋でも再現できへんかいな思ったんが始まりでした。
 買うと高いさかいにいうことで作るんですから、バニラビーンズなんてとんでもない。人工的なバニラの香りづけでいいとします。問題はカラメルソースでした。はじめはスーパーに売ってへんのが釈然とせえへんかったんですが、人に聞いたり、作り方をネットで探してみると、砂糖と水から作るんですね。栄養士をしている人に聞いて実際におそるおそるやってみましたが、カッチカチの水飴になってしもて、これはすんなり諦めました。菓子づくりが趣味の女性やったらがんばって挑戦しはるんかもしれんけど、男ですから。夕食の後にちょっと甘いもんが食べたいないうだけのことですから。カラメルソースはなしということにしました。それで、バニラエッセンスやラムエッセンスを混ぜ込んで、進化形2が誕生。このエッセンスは思ってたより多めに入れへんとチーズに負けてしまう感じ。通な人によっては信じられへん行為をしでかしてんのんかもしれませんが、料理はイマジネーション!と謳うわたしにはこれでいいのです。ちなみに、箱の内側の作り方にはゼラチン8gとありますが、ふわっとろっ感を追求したい私みたいな人は4,5gでいい思います。

d0004296_9395732.jpg その後の調べで通常卵黄を入れるらしいこと、バターを入れるレシピもあることを知ったんで、こないだは卵黄とトラピストバター(日本で最高だと思います)を使用しました。進化形3です。味の方はもちろん上出来です。なんやいうたかてトラピストのバターですから。みなさんのレア・チーズケーキのレシピを良かったらこちらで紹介してください。ただし、簡単なもの限定です。分量量って混ぜて冷やすだけの程度でよろしくお願いします。DIGITAL ASKAの本来の路線とはほど遠いですが、たまにはこういうのもありいうことで、ご容赦を。
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by tsk1225 | 2005-08-03 00:32 | DIGITAL ASKA

私に聴くことを教えてください

 今日、何かに導かれるようにして、滅多に訪れることの無かったある修道会のサイトで私にとって大切になった祈りに出会った。広く大きな意味で、そして可能な限りあらゆる機会において私の根本的な使命の一つと捉えている「聴く」ことの祈り。言葉を紡ぐのは、よく「聴いて」からにしたい。

 神よ、私に聴くことを教えてください。
 最も親しい人たち、私の家族、私の友達、私の同僚に耳を傾けることを。
 どんな言葉を耳にしようとも、
 伝えたいことは「私をありのままに受け入れて。私の言うことを聴いて」
 であることに気づくことができるように助けてください。

 私を心にかけてくださる神よ、私に聴くことを教えてください。
 隔たりのある人たちに耳を傾けることを。
 希望を見いだせない人のつぶやき、
 忘れられている人の心からの願い、
 苦しんでいる人の叫びに耳を傾けることを。

 私の母である神よ、私に聴くことを教えてください。
 自分自身に耳を傾けることを。
 これほど恐れることなく、
 私の最も深い心の声に信頼できるように助けてください。

 聖霊よ、私に聴くことを教えてください。
 あなたの声に耳を傾けることを。
 忙しい時も退屈な時も、
 確信している時も疑っている時も、
 心が騒がしい時も静かな時も。
 主よ、私に聴くことを教えてください。アーメン。

   −イエズス会員ベルトーリの改作による

 日々、痛切に何よりも大切にしたいと感じ、自戒を込めて自分に言い聞かせていることは人の言葉によく耳を傾けることである。いつから「聴く」ことを特別な意味のある行いとして認識するようになったのか定かでないけれど、それは確かに一つの根本姿勢として奥深くわたしを形成している。

 わたしを含め、多くの人が話すことを好む。それは自分の考えを話し、誰かに聞いてもらうことによって認めてもらい、受け容れてもらい、賛成してもらい、最終的には自己の存在が肯定されることの安心感を手に入れたいという欲求である。誰しも人から認められ、愛され、理解されたいと望んでいる。しかし、余りにも膨大なエネルギーが話すことに注がれているように思われてならない。言葉が真に言葉として生命が吹き込まれるには、真に聴かれるときである。真に話す者(=真に聴く者)があり、かつ、真に聴く者(=真に話す者)がある時にのみ、真の意思の通交は生みだされる。

 なんの自慢にもならないが、聴かれない言葉がもたらす悲劇を多く見てきた。そしてわたしもまた聴かれることの欲求の強さゆえに、話すことよりも聴くことに、より多くのエネルギーを注いできた。一見逆説に見えるこの点に大切なことが秘められている。これまでにわたしと同じ感覚を持ち合わせている人に数名出会い、それらの人々とは心のとても深いところからの交わりを頂いてきた。わたしが話すことによってわたしが理解されるのではない。相手はわたしに何を聴かれたか(聞かれたか、ではない)によってわたしを理解してくれるのだ。よく理解されたいとき、よく聴くこと。聴けば聴くほど、相手のことも理解できると同時に、わたしもよく理解される。(より重きが置かれるのは、理解されることよりも理解することであることを付け加えておきたい。もうひとつ。このことは、人と人との関係のみならず人と神との関係にも当てはまると思う。)

 主よ、私に聴くことを教えてください。
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by tsk1225 | 2005-07-15 21:33 | DIGITAL ASKA

ただ今日のためにだけ

物質的にも、肉体的にも、精神的にも、今日一日を精一杯生きている人がいる。
わたし自身も含めたこれらの人々に、聖テレーズに倣って祈りをささげたい。
わたしも何度も支えられてきた祈りを。

私の命はただの一瞬 過ぎ去る一刻
指のあいだを滑り落ち 逃げ去るただの一日
ご存じですね わが神よ
この世であなたを愛するために
   私には 今日しかないことを

おお イエスよ 私はあなたを愛します
私の魂は あなたに引きよせられる
ただ一日 私をやさしく支えてください
私の心に住まわれ 私にほほえみかけてください
   ただ今日のためにだけ

『テレーズの祈り』伊従信子編 聖母の騎士社

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by tsk1225 | 2005-07-11 18:13 | DIGITAL ASKA

神の沈黙 Silentium Dei

d0004296_20104818.jpg キリスト教は、みことばの宗教である。みことばは愛である。だが、わたしたちは、時として、みことばがまず何よりも沈黙から出ていることを忘れる。沈黙のないところに、神が語りかける「みことば」は愛としてまことに聞かれない。聞かれるのは、いろいろなことばだけである。それらのことばは愛ではない。なぜなら、それらのことばは数多くあるが、愛はただ一つであるから。多くのことばがあるところでは、本当にただ一つの「みことば」がある事実を忘れてしまう・・・
 神の語りかけは非常に静かで沈黙のようであるから、わたしたちの考えでは、神の語りかけは語りかけにならないし、神の聞くことは聞くことにならない。けれども、神の沈黙のうちに、そして、神の愛の深淵のうちに、すべてのことばが語られ、すべてのことばが聞かれる。この無限な愛の沈黙のうちにのみ、すべてのことばは統一され、意味を持つ。

今日もまたマートンの『孤独の中の思索』から。
何と美しく慈雨のようなことばであろうか。昨日から今日にかけて幾度か読み返し、ようやくストンと胸の中に落ちてきた気がする。「沈黙」と「神に心を上げること」とは同じと受け取ってもいいのかもしれない。あるいは、わたしの好きな表現を挙げれば「神に上げる眼差し」と同義であろう。または、ある慣用的な意味をもって用いられる「渇き」とも言えよう。この沈黙は、何か言わなくては不安や困惑や焦燥を生じさせるあるぎこちない感情が生み出すそれではない。

この沈黙は、信頼と安心の水平線上に生まれる。

しかしそれ以上に、この沈黙においてのみ聞かれる「みことば」はすべてを受け入れるがゆえに、孤独である。この孤独はわたしたちのあらゆる出会いや交わりを貧しくするどころか、返って最も豊かなものにする。

この神秘的な逆説の要にキリストの十字架があるのだ。
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by tsk1225 | 2005-07-06 20:33 | DIGITAL ASKA

砂漠 Deserta

d0004296_0465772.jpg 砂漠は、絶望の住処である。いまや、絶望は至るところに存在する。わたしたちの内的な孤独は、敗北の承諾にあると考えないようにしよう。わたしたちは、暗黙のうちに敗北に同意しては、何ものからも逃れることはできない。絶望とは、底なしの深淵である。絶望に同意し、その上自分が同意したことを忘れることで、深淵をふさごうと考えてはいけない。       
 それゆえ、わたしたちの砂漠とは、絶望と直面して生きることであるが、それに同意しないことである。絶望を十字架の希望のもとに踏みつぶすことである。絶えず絶望と戦うことである。この戦いこそわたしたちの荒野である。わたしたちが勇敢に絶望と戦えば、キリストを自分の側に見いだすであろう。絶望と直面しなければ、キリストを見いだすことは決してないであろう。

 最近読み返しているトマス・マートン『孤独の中の思索』の一節だ。厳しく響きながらもわたしの中で何かが始動する。1997年度々訪れた某観想修道院で彼の著作に初めて出会い、以後砂漠に水が染み込んでいくように私の心に浸透してきた。いや、私の心が彼の思索のうちに沈められていったと言うべきかもしれない。
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by tsk1225 | 2005-07-04 14:22 | DIGITAL ASKA


  仙台に移住して3年目。    日々の日記と写真たち。


by tsk1225

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