第1回登山クラブ〜丹沢縦走
今月1〜2日、職場の同僚と合計3人で神奈川県の丹沢山に登ってきました。
ネパールで二泊三日のトレッキングをした以外はボーイスカウトをしていた中学生以来、
登山というような登山はしていなかったのですが、とっても楽しかったです。
一日目の行程は、ヤビツ〜三ノ塔〜行者岳〜新大日〜塔之岳〜竜ガ馬場〜丹沢山まで。
紅葉はピークを過ぎていたようですが、ところどころ色づいた木々や散り紅葉を楽しむことも出来ましたよ。三ノ塔からはこんな眺めが広がっていました。
一日目はとても天気がよかったですが、富士山が見えないのが残念でした。
私はこちらに来てから初めての登山でしたが、後の二人は日帰りでは何度か塔之岳までは来たことがあると言っていました。最初は自分の体力でどこまで行けるのか未知だったのでどうなるかな?と思っていましたが、きついと言われていたところでもそんなに息切れすることもなく登れたのでした。われら登山クラブは初心者クラスなので、こんなクサリ場も最大の難所でした。谷間の向こうの山の斜面を見るとよくあんな斜面を降って来たもんだ」と思ってしまうのでした。ヤビツから登り始めたときから、もうわたしはずーっと気分が高揚していて、山の中を存分に自然を楽しみながら歩けるということに胸がわくわくしていました。ほんとに森の中といか緑の中が大好きなのですよ。木々の間からこぼれて来る太陽の光の美しさや、緑色の透過光、小さな花々、葉と葉の擦れ合う音、長い年月を行きて来た大木の勇姿、いろいろなものが美しく私たちを取り囲んでいました。 今回のコースは尾根伝いに歩いていくので、まさに『尾根』に立っているのを実感出来るくらい場所によっては足下の両側ともが谷へと広がる斜面になっていて、ここから転げ落ちたら戻ってくるのはどんなに困難なことやろうと幾度も思いました。一歩か二歩はずれたら谷底まで転げ落ちてゆくに違いない、そんな尾根をルンルン気分で歩いていきました。
そしてちょっとふるい覚えのある匂いがしてきました。「これは・・・奈良公園の匂いだ・・・。」そう、鹿がそこらへんで草を食んでいました。北海道で大発生したとニュースになっていましたが、このあたりでも本当に増えているようで、よく見ました。鹿と言えば、動物園か奈良公園でしか見たことがなかった私は、結構新鮮な経験でした。立派な角を生やした野生の牡鹿も逃げることなく食んでいて、あとちょっとで「ハイホー」と叫んで、角に捕まって鹿にまたがることが出来そうでした。猛烈な鹿の食害もあり、植生保護のための囲いがしてありました。鹿も増えすぎて街に降りていくのが分かりました。
塔之岳山頂 週末ともなるとかなりの人が登って来てここもいっぱいになるらしいですが、平日だったので数人しかいませんでした。登山は平日が良いです。
かなりゆっくりのペースで歩いたつもりだったのですが、地図のガイドに記された予想時間よりは結構早い時間で歩けました。宿泊する山小屋のある丹沢山には午後4時頃には到着して、おいしい夕食を三人でおひつごと平らげてしまったのでした。
二日目は曇りで、真っ白な雲に包まれて幻想的な森の中をどこまでも歩いていくのでした。これぞ『雲の中の散歩』 キアヌ・リーブス主演の美しいあの映画のタイトルそのものでした。
ネパールで二泊三日のトレッキングをした以外はボーイスカウトをしていた中学生以来、
登山というような登山はしていなかったのですが、とっても楽しかったです。
一日目の行程は、ヤビツ〜三ノ塔〜行者岳〜新大日〜塔之岳〜竜ガ馬場〜丹沢山まで。
紅葉はピークを過ぎていたようですが、ところどころ色づいた木々や散り紅葉を楽しむことも出来ましたよ。
一日目はとても天気がよかったですが、富士山が見えないのが残念でした。
私はこちらに来てから初めての登山でしたが、後の二人は日帰りでは何度か塔之岳までは来たことがあると言っていました。最初は自分の体力でどこまで行けるのか未知だったのでどうなるかな?と思っていましたが、きついと言われていたところでもそんなに息切れすることもなく登れたのでした。われら登山クラブは初心者クラスなので、こんなクサリ場も最大の難所でした。谷間の向こうの山の斜面を見るとよくあんな斜面を降って来たもんだ」と思ってしまうのでした。ヤビツから登り始めたときから、もうわたしはずーっと気分が高揚していて、山の中を存分に自然を楽しみながら歩けるということに胸がわくわくしていました。ほんとに森の中といか緑の中が大好きなのですよ。木々の間からこぼれて来る太陽の光の美しさや、緑色の透過光、小さな花々、葉と葉の擦れ合う音、長い年月を行きて来た大木の勇姿、いろいろなものが美しく私たちを取り囲んでいました。
そしてちょっとふるい覚えのある匂いがしてきました。「これは・・・奈良公園の匂いだ・・・。」そう、鹿がそこらへんで草を食んでいました。北海道で大発生したとニュースになっていましたが、このあたりでも本当に増えているようで、よく見ました。鹿と言えば、動物園か奈良公園でしか見たことがなかった私は、結構新鮮な経験でした。立派な角を生やした野生の牡鹿も逃げることなく食んでいて、あとちょっとで「ハイホー」と叫んで、角に捕まって鹿にまたがることが出来そうでした。猛烈な鹿の食害もあり、植生保護のための囲いがしてありました。鹿も増えすぎて街に降りていくのが分かりました。
塔之岳山頂 週末ともなるとかなりの人が登って来てここもいっぱいになるらしいですが、平日だったので数人しかいませんでした。登山は平日が良いです。
かなりゆっくりのペースで歩いたつもりだったのですが、地図のガイドに記された予想時間よりは結構早い時間で歩けました。宿泊する山小屋のある丹沢山には午後4時頃には到着して、おいしい夕食を三人でおひつごと平らげてしまったのでした。
二日目は曇りで、真っ白な雲に包まれて幻想的な森の中をどこまでも歩いていくのでした。これぞ『雲の中の散歩』 キアヌ・リーブス主演の美しいあの映画のタイトルそのものでした。
by tsk1225
| 2006-11-08 21:58
| 登山クラブ
仙台に移住して3年目。 日々の日記と写真たち。
by tsk1225
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
カテゴリ
全体おこしやす
北野天満宮
上賀茂神社/社家の道
下鴨神社/糺の森
賀茂川
御室仁和寺
祇園白川
平安神宮
神泉苑
祇園祭
曼殊院
鷺森神社
赤山禅院
梨木神社
伏見稲荷
大徳寺
龍安寺
寂光院・三千院
銀閣寺
ふらり 江ノ島
ふらり 鎌倉
ふらり 仙台
仙台・松島
サン・ジェルマン・デ・プレ
DIGITAL ASKA
スピリチュアル
Musica Camino
未来
マグダラのマリア
さそり座の空模様。
登山クラブ
以前の記事
2009年 05月2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2008年 11月
more...
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
Be Makkou - ...Decoracion's...
Notre Jardin
紫山のごはん会
murmures de ...
marie-madele...
serendipity ...
Le ciel gara...
La Famille M...
une goutte d...
Sister Wind ...
La Vraie Vie
リンク
【京都】
そうだ 京都、行こう
京都新聞 電子版
Digistyle京都
京都館
京のてんてん
* * * * * *
【お気に入り】
Notre Chambre
FAIRY TREE
わたしの好きな時間
Anano"
M-WOKS
フレデリックパントリー
Romi-Unie Confiture
桃始笑
こころのお散歩
飛騨高山 匠館
飛騨高山 大のや醸造